来年はぜひ高知に。
2016年4月から、奥四万十博が始まります。
高知の観光キャンペーン、来年は「奥四万十」エリアにフォーカスしています。へー、奥四万十。うーん、どこでしょう?笑
地図発見!ふむふむ。「四万十町」「中土佐町」「梼原(ゆすはら)町」「津野町」「須崎市」の5つの町を、奥四万十というのですな。
マイナーですが面白い場所ばかり!
「奥四万十」はお世辞にも、観光地として有名とは言えません。むしろかなりマニアック。県外の人で遊びに行ったことがある人は、相当「通」ですね。
ですが!ここは穴場観光地がたくさん。ぜひ次のゴールデンウィークは、以下のスポットに遊びに来てください。
高知一の名泉!「そうだ山温泉」(須崎市)
まず紹介したいのは、須崎市の「そうだ山温泉」。普通の温泉宿なんですが、ここの温泉、泉質がめっちゃいいんです。ぼくは温泉割と好きでよく入るんですが、ここがナンバーワン。妻もえらく気に入っており、この間も日帰りで入ってました。
「温泉なんてどこも一緒でしょ?」と思っている人は、ここに入ると衝撃を受けること請け合い。少なくとも「違い」はわかります。まぁ、騙されたと思ってぜひ。
なお、ここは料理がすさまじい量出てきます。寿司と鍋とてんぷらと白米w 寿司がきつかった…。なんか間違っているのかと思うレベルです。お腹を空かせてからいきましょう。
- イノシシ鍋
- 刺身盛り
- 寿司
- 天ぷら
- 流れ子
- 胡麻豆腐
- カニと高野豆腐の煮物
- 茶碗蒸し
- 魚介サラダ(小鉢)
- 三種のお漬物
- 白米
- デザートのいちご
大正町市場(中土佐町)
ここもいいんです。須崎市に来たら、隣の中土佐町・大正町市場に立ち寄りましょう。
まずは名店「田中鮮魚店」は押さえておきたい。自分が食べたい魚を魚屋で注文して、隣接する食堂で食べるというニュースタイルです。
商店街もまた風情があって、何より「地元民が超フレンドリー」で、異文化体験ができます。土日など、賑やかに時期にいくと楽しいですよ。うちの娘、知らぬ間に町のおじいちゃんからお小遣いもらってましたw
昔行ったときの記事もあわせて。ここは好きな町ですねぇ。「かつお祭り」もこの町のイベントですね。
- 地元民がフレンドリーすぎてもはや異文化:高知・土佐久礼は観光マニアにお勧めしたい名所
- 魚屋で食べたい魚を買って、目の前の食堂で調理してもらう:大正町市場の「田中鮮魚店」は異文化体験型レストラン
- 鯉のぼりならぬ「かつおのぼり」がはためく!土佐久礼「かつお祭り 2015」に行ってきたよ
四国カルスト&天狗高原(津野町&梼原町)
愛媛との県境にある「四国カルスト」は必見です。もう、騙されたと思って行くべし。絶対感動します。晴れの日に行ったら、泣けるほど綺麗でしょうねぇ。ぼくはあいにく曇りでした。
まぁ、これはもう写真を淡々と貼り付けるだけでOKでしょう。Instagramから。
どうでしょ?行きたくなりますよね。ここは「天狗荘」というキャンプ場と宿があるので、一泊する余裕があるならぜひ。ぼくも今度は泊まりで行こうと思っております。
雲の上のホテル(梼原町)
四国カルストを降りると、梼原町にたどり着きます。またここが、あなたすごい町なんですって。行けばわかります。まず、見た目が違う。景観が抜群に綺麗な町なんです。
で、隈研吾さんがデザインしたホテル「雲の上のホテル」に泊まると、幸せになれます。
おすすめは、なんといっても土佐あかうしのステーキが食べられるコース!いやー、美味しかったなぁ…。
ちなみに鯉のぼりの時期は、圧巻の景色が拝めます。
梼原、好きなんですよね〜。以前書いたレポートもあわせてどうぞ。
- 高知・梼原「雲の上のホテル」:年間500頭しか市場に出ない幻の肉「土佐あかうし」がたらふく食べられるし、温泉もあるし、雰囲気もすごい。
- 隈研吾デザインの建築が映える。高知県「梼原(ゆすはら)」は思わず移住したくなる素晴らしい街
- [写真] 日本にこんな場所があったとは!「四国カルスト」が絶景すぎる
道の駅とおわ&海洋堂ホビー館&かっぱ館(四万十町)
最後に押さえておくべきスポットは、「道の駅とおわ」と「海洋堂ホビー館」と「かっぱ館」。いずれも近隣エリアにあるので、この3つを制覇することをおすすめします。
まずは「とおわ」。かな〜り山奥にある道の駅なんですが、めっちゃイケてます。
なんといっても、食堂のレベルの高さ。特におすすめなのは毎週水曜日の「おかみさん市バイキング」。日程など詳しくは公式サイトでチェックしてみてください。
ここはカフェもハイクオリティ。レストランで食事を食べて、カフェでゆっくりスイーツとコーヒーを楽しむのもありです。
んでもって、押さえておきたい「ホビー館」、そして「かっぱ館」。海洋堂のホビーが山奥の小学校跡地にずらりと並んでいます。もはや珍百景レベル。
隠れたおすすめが「かっぱ館」。こっちの方が好き、という人も多いですね。ぼくもかっぱ館大好きです。その魅力は、行ってみればわかります。すげぇ!
宿泊は「農家民宿はこば」がすばらしいと評判です。ぼくはまだ泊まったことないので、みなさまぜひ潜入しちゃってください。温泉宿だと「松葉川温泉」が一押しですね。ここもまた、名泉です。
割とこのエリアは通ってまして、レポートたくさん書いてました。ぜひ。
- [高知] 四万十川の源流を臨む:観光客に人気の「道の駅とおわ」に行ってきた
- [高知] 山奥の道の駅に、史上最強のバイキングがあった!1,000円でハイクオリティな郷土料理が食べ放題の「おかみさん市」
- 「おちゃくりcafe」:高知の山奥には、なぜか強烈にイケてるカフェがある
- [画像あり] 1,300体ものカッパが乱立する珍名所。高知の山奥にある「海洋堂かっぱ館」が凄まじい
- [高知] レッドミラージュ来た!プラモ世代の男子が喜ぶミュージアム「海洋堂ホビー館四万十」
- [高知] 清流と鮎と美人の湯を楽しんでわずか1万円!秘境の宿「松葉川温泉」がハイクオリティ
イケダハヤトおすすめのモデルコース。
おすすめ観光プランは別途記事にしようと思いますが、たとえば3泊4日の旅程で、
- 1日目:高知市をサラッと観光して(ひろめ市場&沢田マンション&桂浜とか)、須崎のそうだ山温泉に一泊
- 2日目:大正町市場で食事&買い物をして、四国カルストへ。天狗荘で一泊。市場で買った魚をキャンプで楽しむとか最高ですね。
- 3日目:四国カルストをドライブ&梼原を観光、雲の上のホテルに宿泊。
- 4日目:四万十町の3スポットを観光して、高知空港へ戻る。余裕があるなら、農家民宿に一泊して帰るというプランもおすすめです。
なんて流れだと、このエリアをじっくり堪能できるはず。確実に満足度高いですよ。ぼくがいうんだから間違いない。この旅程だと、雨が降っても問題なく楽しめるのもいいですね。
お好きなようなら、がっつりキャンプをしたり、ラフティングを楽しむのもいいと思います。この辺りは川遊びも充実しているエリアなので、天気がよければそっちもいいでしょうねぇ。
あぁ、あとは自転車もいいですね。沈下橋をサイクリングとか最高です。レンタサイクルもあるので天気がよければぜひ。
というわけで、かなりマニアックなエリアですが、訪れれば確実に楽しめます。「奥四万十博」のウェブサイトでは、イベントや体験プログラムなどの情報が随時アップされていくと思います。来年のGWに向けてぜひブックマークを。
その流れで、カレンダーにも「奥四万十旅行」と書き込んでください。高知でお待ちしております。