「仁井田米」ってご存じですか!?高知に移住して一番感動したお米のうまさ。
皆さんこんにちは!本日は四万十町よりいっしーがお送りします!
お米といえばコシヒカリ・あきたこまち・ササニシキ等々、いろいろありますね!
名前を聞いたことがあるだろう有名所だけでも20種類、品種で言えば日本には400種類以上あるそうです。
そんな中、これだけ全国的に名を轟かせているブランド米達はやはり日本で一番美味しい、私達の舌に合うお米なのでしょう。
・・・・と、私も20年以上思っていました。
そう、高知に来て四万十町のお米を食べるまでは。
四万十町、窪川で生産されている仁井田米と出会うまでは・・・・。
「仁井田米」とは、窪川の仁井田地区で作られたお米の総称のことを指しますが、
この仁井田産のお米と、香り米をブレンドしたものが四万十町では良く食卓に並びます。
仁井田米の特徴の一つはその香り。
お椀によそって立ちあがる匂いをかぐだけでこのお米は違うと誰もがわかるでしょう。
その秘密は高知で栽培されている「香り米」をブレンドしているから。
古くは神饌米や祭礼用として普段とは違うトクベツなお米として重宝されてきた香り米。
しかし、香り米をそれだけで食べると匂いがキツすぎるため、次第に全国的には作られなくなっていきました。
そんな中、高知県では生産が続けられており、最近では生産量も増加傾向だそうです。
さて、私は実際に初めて仁井田米を食べた時、人生で最大級の衝撃を受けました。
「なんというか・・・お米に味がある!!甘い!!!」
子供の頃からお米を食べ続けて来ましたが、恥ずかしながらこんなにも米の味を認識したことはありませんでした。
当たり前すぎて、米の味に慣れすぎてそれを感じなくなっていたんだろうと思います。
高知で育ったお米は、都市圏に出荷されるお米とは全く違った環境で育ったので、まったくの別物と思っていいのかもしれません。
その違いが、私にこれまで気づきもしなかった「お米本来の味」を再認識させてくれました。
それからと言うもの、仁井田米にがっつりはまってしまいました。
ごはんを食べる時に、より深く味わうようになったと言うべきでしょうか。
お米に対する視点が180度変わってしまったような状態です。
とはいえ、まだまだ都会で食べられるようになるまでは流通量が少ない「仁井田米」。
四万十町の飲食店では、ほぼこの仁井田米が使われていますので、ぜひ一度四万十町に来て食べてみてください!
お米に対する感じ方が間違いなく変わると思いますよ!!
ちなみに・・・今回は記事作成にあたり、武吉米穀店さんにお話を聞かせていただきました。
創業百年の老舗で、仁井田米のみを専門に扱うお米屋さんです。
通販も可能ですので、こちらも仁井田米をお買い求めの際はぜひご利用ください。
武吉米穀店
http://www.takeyoshi-beikokuten.com/