奥四万十市町情報ブログ

中土佐町2016/06/04

地域の芸術ぞね 「奥四万十博」記念 企画展開催中!

7/21~9/25まで「日本画、近代の作家と高知のこれから」展開催中です。近代美術史に残る日本画家の作品と、高知の20代~50代の若手作家との競演。ぜひお越しください!

下記、企画展は終了いたしました

中土佐町久礼にある小さな美術館「中土佐町立美術館」では、現在、奥四万十地域にゆかりのある画家たちの作品を展示する「奥四万十博」記念企画展を開催中です!!

中土佐町立美術館

中土佐町立美術館は町出身の実業家であった、町田菊一氏からの寄贈により、平成元年(1989年)に開館しました

中土佐町 美術館 外観

美術館前庭の石碑には、町田菊一氏と親交のあった司馬遼太郎氏に揮毫していただいた書が刻まれており、鑑賞に訪れる皆様を温かく迎えてくれます。また、美術館の入口には朝鮮半島の神獣であり守護神ともされる「ヘテ」が鎮座しています。

中土佐町 美術館 石碑 ヘテ

中土佐町立美術館の企画展は、年4期に分けた展示で収蔵している約700点の作品から、自らも製作活動をしている市川館長が厳選しています。

2016奥四万十博記念
現在、開催中の “「福冨栄と地域の画家たち」展 地域の芸術ぞね ” は6月19日()まで。中土佐町出身の画家・福冨栄を中心に奥四万十地域にゆかりのある画家たちの作品を展示しています。
福冨栄は中土佐町上ノ加江出身で花の画家として知られています。季節感や情感を表現しようと絵肌にこだわり、キャンバスに絵具を盛り上げては削る作業を繰り返すことで味わい深い作品になっており、その絵肌を間近で感じることが出来ます。
中土佐町 美術館 作品

「あじさい」や「桃」といった季節を感じる作品も。

また、佐々木信男の「漁港暮色」は国の重要文化的景観に選定された中土佐町の漁港の風景です。美術館の後は、この風景を探して「久礼のまち歩き」もおすすめ。

中土佐町美術館 作品 漁港暮色

 7月18日までは、『小さな展示室の‘大河の一滴’プロジェクト』と題し、個々の存在とつながりを感じさせるリレーショナル・アートも開催しています。
美術館 大河の一滴プロジェクト
季節と芸術を身近に感じる、すっぴんデトックスな時間になること間違いなし!の中土佐町立美術館にぜひ足を運んでみてください。
中土佐町 美術館 館内

中土佐町立美術館

開館時間:午前10時~午後5時[入館は4時30分まで ※企画展最終日は4時まで]
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料:一般300円(200円)/高校生100円(50円)/小・中学校50円(20円)※( )は団体15名様以上 
〒789-1301 高知県高岡郡中土佐町久礼6584番1
TEL 0889-52-4444                
【お問い合わせ】中土佐町教育委員会    TEL 0889-52-2661