NAKATOSA-海-第二十八鳳丸出漁

中土佐町の大型（近海）カツオ一本釣り船「第二十八鳳丸」が2月12日久礼港を出港しました。これで今月の4日に出漁した「順洋丸」とあわせ、中土佐町の大型カツオ船2隻とも今年の漁をスタート！となりました。
鳳丸は春一番を予感させる少し海が荒れている中、県内で餌のイワシを調達して小笠原近海に舵を取りました。
久礼漁港には午前8時過ぎから続々と組員が集まり、日用品や食料等がどんどん積み込まれています。

出漁する父を見送る子どもの背中は寂しそうでもあり、お父さんの勇ましい背中をしっかりと目に焼き付けようと、小さいながらも凛々しく誇らしい背中のように感じました。
鳳丸は、大きな汽笛を鳴らしながら岸壁を離れるとまずは、久礼の漁師さんの守り神「久礼八幡宮」へ船を進めました。八幡宮のまえで船は一度とまり、乗組員全員が大漁・豊漁と航海の安全を祈願しました。

その後、「天神様」や「住吉様」にも参拝をし、双名島へ向かい島にある「弁天様」「観音様」へ参拝をします。

いよいよ久礼湾を出るその前に「海津見様」「えびす様」にも参拝を行います。午前中にもかかわらずオレンジ色に輝いた水平線の方へと第二十八鳳丸は出航していきました。

次に帰ってくる11月頃までの9ヶ月間、安全航海と大漁・豊漁を願っています。