高知と言えば「鰹」の季節がやってきました‼3連休は中土佐町へ絶品初鰹を食べに‼
「目には青葉山ほととぎすはつ鰹」
遂に、春の訪れを告げる初鰹の季節がきましたーー‼本日、久礼港に4.2トンもの鰹が揚がりました‼
2~3キロと小ぶりながらもピカピカと輝きを放っています。
初鰹
鰹は初夏の頃、黒潮に乗って南方から日本近海にやってきます。この頃獲れる走りの鰹を初鰹と呼び、もどりガツオと違い脂が少なくさわやかでさっぱりした味わいです。
大正町市場へ行くと「鰹」がたくさん店先に並び、久しぶりの光景でとても心が弾みます♪♪今日は、山本鮮魚店で、1匹を購入し初めて使う「鰹包丁(先がとがって三角に刃が付いている鰹調理専用包丁)」で人生初めての鰹を捌いてみました‼
捌き方
①まずは、頭を落とします‼
腹ひれ、左右の胸ひれから頭に向かって切り頭の骨まで切り落とします。
②ハランボ・チチコをとります。
頭を切り落とす際にチチコまで切らないように注意します。腹側にVの字のように斜めに包丁を入れまずは内臓を取り出します。反対側もVの字に切ると「ハランボ」の完成です♪♪ハランボは、塩をかけて焼いたりすると脂がのって絶品ですよ‼
③背びれをそぎ落とします。
尾びれを持って、背びれに包丁を斜めに切り込みを入れます。ここで、「鰹包丁」腕の見せ所です‼反対側も切りますが三角に尖っている刃先を上手く使います。そして、切り込みを入れたら、尾の方から切り込みに沿って包丁で背びれを落としていきます。
④三枚におろします。
尾びれを持ち、背骨に沿って包丁を入れていきます。骨にあまり身を残さないように崩れないように三枚におろしていきます。
⑤節にしていきます。
まだ骨が残っている状態なので、包丁を寝かせ気味にして取り除いていきます♪♪血合い(少し黒くなっている部分)も鰹を釣る際にできる打ち身の部分も癖があるので切り落とします。
⑦刺身に切ります
奥から手前に引くように一度で切ります。そうすることによって、形よく切ることが出来ます♪♪これで、完成です‼
刺身
初ガツオを、お醤油で頂きました♪♪ほんのり、脂がのってますがさっぱり味わえます。塩で食べると鰹の風味がそのまま口の中で広がり春を感じることができますよ‼
明日からの3連休は、ぜひ初ガツオを食べに中土佐町久礼大正町市場にお越しください‼