奥四万十博×東京五輪 ゆかりのまちを巡る旅
本日、パラリンピック開催ですね。頑張る選手たちに勇気づけられます。パラリンピックの次は東京五輪。奥四万十地域には東京五輪ゆかりの作品がいくつかあります。今回は「奥四万十博×東京五輪 ゆかりのまちを巡る旅」として、紹介したいと思います。
中土佐町×東京五輪 市松模様
東京オリンピックのエンブレムにも使われている市松模様。なぜ市松模様というようになったか、この作品がカギとなる!中土佐町立美術館では東洲斎写楽の「三代目佐野川市松の祇園町白人おなよ」を9/25(日)まで特別展示しております。
三代目佐野川市松の祇園町白人おなよ
市松模様は約1700年前の古墳時代から存在していたそうです。江戸時代以前は石畳模様と呼ばれていました。市松模様と言うようになった理由は・・・中土佐町立美術館で!!三代目佐野川市松という歌舞伎役者がモデルで、説明を読んで作品を見ると写楽のユーモアさを垣間見れたり日本らしさの象徴でもある「浮世絵・歌舞伎」に少し歩みよった時間になりました。
9/25まで開催中の「日本画、近代の作家と高知のこれから」展にて展示しております。(最終日は16:00まで)
梼原町×東京五輪 建築家 隈研吾氏
総合庁舎をはじめホテルやギャラリーも隈研吾氏の作品
梼原町の各地で出会う、木造の大型建築物。「雲の上ホテル」・「マルシェ・ユスハラ」・「雲の上のギャラリー」そして梼原町総合庁舎。これらは、プリツカー賞を受賞した名建築家で、2020年の東京オリンピックでメインスタジアムの設計者となった、隈研吾氏の作品です。隈氏は1987年に町内の古い芝居小屋・ゆすはら座の保存運動に関わって以来、木材など地域素材を生かした建築デザインで国内外の評価を高めています。(奥四万十博公式ガイドブック秋冬号より)
同町内の作品においても、地域素材の杉と和紙を使用しているそうです。隈氏の建築手法の原点の地として脚光をあびている梼原町。先日梼原町で開催された協働の森フォーラムに来町されていました。「木を使って建築やエネルギーをつくると、地方を含めて世界全体が元気になる可能性がある。時代は森の時代、木の時代に向かっている。」等お話をされました。数年後には複合福祉施設や図書館など新たな「隈建築」も誕生予定の梼原町。地域の素材を使いながらも現代的な芸術を感じる同町で隈氏の作品巡りいかがですか。
今回のブログ作成するにあたり、ゆすはら観光交流案内所まろうど館の大﨑館長とスタッフの方に優しい対応をしてくださいました!ありがとうございます。梼原町の観光でお困りの際はぜひお立ち寄りを!皆さんの素敵な旅のアシストをしてくれるはずです。また、奥四万十博の梼原町のブログで隈氏の作品を掲載されております。
奥四万十博公式ガイドブックでは「隈研吾氏と梼原町」として掲載もありますので、ぜひガイドブックを片手に散策はいかがでしょうか。中土佐町サテライトでは奥四万十地域の“ジモティー”ならではの情報発信もしていきたいと思いますので、今後も奥四万十博ブログチェックしてみてくださいね。
中土佐町立美術館
開館時間:午前10時~午後5時[入館は4時30まで] 休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)及び12月28日~1月4日
入館料:一般300円(200円)/高校生100円(50円)/小・中学生50円・(20円)※は団体15名様以上割引
☆龍馬パスポートご利用いただけます
〒789-1301高知県高岡郡中土佐町久礼6584番地 TEL0889-52-4444
[お問合せ] 中土佐町教育委員会 TEL0889-52-2661
ゆすはら観光交流案内所まろうど館
営業時間:午前9:00~午後5:00
休館日:年中無休