ゼロからはじめる須崎市観光 #14
初夏。須崎市青木町。
たおおん! ひさしぶりやねぇ!
ぼちぼち梅雨も明けて本格的に暑うなるねぇ!
夏バテやね! こまるちや!
お久しぶりですしんじょうさん。
夏バテにしては元気ですね、夏はまだまだこれからですよ?
げにまっことあついちや!
こんな日は氷やね! 氷を頭から浴びたいでね!
しんじょうさんの言ってる氷と、僕の知ってる氷は、どうやら違うみたいです。
製氷機から雪崩れ落ちてくる氷がこじゃんとえいね!
1回200円くらいがちょうどえいね!
あー、そういうことですか。
しんじょうさんには残念ですが、今日はこっちの取材ですので。
たおおん! 須崎は魚やき! 魚は鮮度が命やき! その命を守りゆうがは製氷機から出てくる氷やき! 製氷機にはしんじょうセンパイの大看板が取り付けられちょって須崎の新しい見せ場としてこれからぶいぶい言わせていくき! 製氷機を見ちょかんといかんき! あっち! あっちがえいき!
はいはい。館長さんが待ってるんで早く行きましょうね。
(´;ω;`)
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今回お話を聞くのは、まちかどギャラリー館長の川鍋さんです!
こんにちは~。まちかどギャラリーのこと教えてくださーい。
ん? ギャラリーのことかい?
僕もあまり詳しくないんだけど、立ち話もなんだから座って話そうか~。
ギャラリーはね、江戸末期から続く商家で、酒造、米穀業、製紙業、金融など多岐にわたる事業を行ってきた、三浦家の元邸宅を活用した文化交流施設なんだよね。須崎の様々な地域資源を活用した、須崎の魅力を知ってもらうための取り組みのひとつとして、平成22年2月にすさきまちかどギャラリーとしてオープンしたんだよ。館内には証券取引所だった頃の名残で、当時の黒板がそのまま残ってたり、母屋の方には立派な欄間や重厚な金庫なんかも残っていたりして、三浦家が須崎市の発展に大きく寄与した商家だったことが窺えるよね。家柄もそうだけど、建物自体もとっても立派で、大正5年頃(1916年)築といわれる塗屋造りの建物は高知を代表する商家建築と評されていて、有形文化財にも登録されてるんだよ。今ではまちづくりの拠点として、様々なイベントや展覧会の会場だったり、まちあるきのポイントとして
かんちょー!
ん? どうかした?
めっちゃ詳しいですね!
こじゃんと詳しいやいか!
そうかなぁ? まだまだこれからだけど、
どこまで話したっけ?
だいたい聴きましたき!
そうだっけ? 何か話し忘れてるような……
そう言えば、7月に七夕のイベントがあるとお聞きしましたけれども、
そうそう。7月7日(木)から10日(日)まで、すさき七夕かざりが開催されるんだけど、そのメイン会場がまちかどギャラリーになってて、須崎市の伝統文化のひとつ「七夕かざり」と、七夕かざりの装飾品に使われる「わら馬」の情報発信と次世代への継承を行うことを目的としているんだ。商店街の活性化にも繋がれば嬉しいなぁと思っていて、今年で第六回目を迎えるんだけど、展示だけじゃなくて、ワークショップありのランチバイキングありのキャンドルカフェありの、盛り沢山の内容なんだよね。そもそもの始まりは2010年に遡るんだけど、当時は商店街
かんちょー!
《photo》
まちかどギャラリーは登録有形文化財です!
母屋は純和風建築で、
立派な欄間や、
歴史を感じる黒板に、
ごっつい金庫などがあり、
情報発信基地でもあります。
通りからはしんじょう君製氷機がよく見えます。
《DATE》
<しんじょうさん>
しんじょう君を尊敬(?)している。
もきゅぬいぐるみ。だけど「むきゅ」。
「てけてけ」歩く。単独行動スキルA-。
見た目はカワウソ、頭脳もカワウソ、まな板のカワウソ。
熱烈な土佐弁。コタツは正義。線路はカワウソのロマン。
ウツボは煮こごり派。お寿司は炙り派。
オチには厳しめ。大人なカワウソ。夏は氷を浴びる?
ピエロモーニングはたおおんのチケットで。
<たおおん>
須崎市ブログ担当。どうやら須崎2年生。甲斐性なし。
稀に駐車場整理係。花粉症歴10年。
ウツボは唐揚げ派。お寿司はワサビ抜き。
上分豆腐を買って帰らないと実家に入れない。
ピエロモーニングはチケットで。
<まちかどギャラリー>
古い商家を利用したギャラリー。
観光案内や芸術文化の拠点として注目度↑↑☆
高知県須崎市青木町1-16
営業時間 09:00~17:00
休館日 月曜日・年末年始・臨時休館あり
駐車場 あり
お問い合わせ 050-8803-8668