創業36年愛される理由とは?珈琲館どなあ
みなさんこんにちは。つっさんです。
窪川にはおいしい飲食店がたくさんあります。言わば飲食店の激戦区!今回は、そんな戦場で創業36年を迎える「珈琲館どなあ」さんをご紹介します。36年にわたる常連のお客様もいらっしゃる、どなあさんの魅力に迫りました。
こちらがどなあさん。
珈琲専門店の硬派な外観です。珈琲の文字がいっぱい!焙煎機や生豆の袋も見えますね。蝶ネクタイでヒゲのマスターが迎えてくれそうな雰囲気です。ちょっと襟を正して入りたい、そんな気分になります。
それでは、店主にご登場いただきます。
こちらが店主のちかさんです。意外にも女性おひとりで切り盛りされています。一杯立てにこだわって、丁寧に淹れてくれます。
豆を挽いてドリップすると豆がふわーと膨れます。本当にフレッシュで良質の豆じゃないと膨らみません。どなあさんではフジロイヤル3kg窯で毎日自家焙煎をしています。
いざ実飲。「四万十ブレンド」をいただきました。きれいな琥珀色です。お味はコクがあって後味はすっきり。雑味もありません。酸味や苦味がマイルドなので、思わずゴクゴクいけちゃいそうです。
珈琲専門店とあって、メニューの種類がたくさん。ちかさんのおすすめは「ストロングブレンド」。こちらはコクと香ばしさがガツン!と感じられるお味。
味以外の魅力。それはお店の雰囲気と、何よりちかさんのサービスです。「一期一会が大好き」とやさしい笑顔で語り、一年に一度訪れるお客様の顔も覚えているのだとか。お話を伺いました。
ちかさん「当時、大学生のお客さんがいたのだけど、そのうち彼女を連れてきてくれて、結婚して、お父さんになって…。喫茶店を通じて、そうした姿を見られるのがとっても嬉しい。」
ちかさん「お店のオープンから36年ずーっと通ってくださるお客さんは今年で87歳。歴史を見てくれている人がいる。幸せなことです。」
どなあさんの面白い点は、気の合いそうなお客様同士をぴぴっと繋げてくれるところでもあります。そういえば筆者も行く度にご紹介いただいています。ここでは毎日、にぎやかな交流が繰り広げらているのでしょうか?
ちかさん「お客さんによりますね。お一人の時間を満喫するためにいらっしゃる方も多いですよ。私はお店ではそんなにお喋りじゃないんです。子供には小さい頃に『耳はふたつあるけど、口はひとつでしょう?倍聞くためよ』と教えてきたんですよ。」
わたしたちの人生を一杯の珈琲とともに見守ってくれる人がいる。そんな温かいお店がどなあさんの魅力なのだと思います。ぜひお一人の時間を満喫するために訪れてみてくださいね!
珈琲館どなあ
TEL:0880-22-0707
住所:高知県四万十町北琴平町2-3
交通手段:JR窪川駅より徒歩1分/窪川駅から108m
営業時間:8:30~18:30
定休日:日曜日
[su_gmap address=”高知県四万十町北琴平町2-3″]