だるま朝日名人・佐竹さんが令和5年度町民賞を受賞されました！

秋分の日から春分の日までの半年間、中土佐町久礼のふるさと海岸付近から、晴れて水平線に雲がないなどの気象条件が揃った日に朝日がだるまのような形に見える「だるま朝日」。
このだるま朝日を撮影しようと、全国からたくさんのカメラマンが訪れます。
そのカメラマンたちの中心にいるいつも笑顔の男性・佐竹福馬さん。海岸からほど近い自宅から毎日だるま朝日を撮影に来られる通称・だるま朝日名人。

太陽の昇る位置は毎日変化するので、初めて撮影に来た方にもやさしく教えてくれる佐竹さんのおもてなしに多くのカメラマンが佐竹さんのファンになります。なかには「だるま朝日よりも佐竹さんに会いたかった」という方も。
その写真を通じた中土佐町内外の人々との交流が観光の町づくりに貢献された功績を称え、令和5年度町民賞を受賞されました！！

めったに見ることができないスーツ姿の佐竹さん。表彰式のあとに撮影させていただきました。
後ろは、過去に佐竹さんが撮影した写真です。なんと額縁も佐竹さん自ら作成！

池田町長とのツーショット。

だるま朝日になる確率はかなり低く、時には20日以上も出ない期間もあります。そんな時も県外から撮影に来て肩を落とすカメラマンにやさしく声を掛けてモーニングに誘ったり、自宅に招いて写真を見せたりと、常におもてなしの気持ちで接する佐竹さん。

明日もきっと夜明け前の海岸で「今日は真っ赤なだるまになるぞね～」と笑う佐竹さんの元気な声が聞こえることでしょう。