中土佐町にある古道 添蚯蚓(そえみみず)の遍路道をご紹介♪♪
四国では、よく見られるお遍路さん。歩く道は様々ですが、中土佐町には弘法大師が歩かれたという古道が今でも残っています。そこは、「第36番札所 青龍寺」から「第37番札所 岩本寺」の道中にある「添蚯蚓」。昔の旅人には難所として「かどや、やけざか、そえみみず」と言われた遍路道を、今回は歩いてみました♪♪
添蚯蚓
みみずがはった跡のようにくねくねと曲がりくねっているため、この名前が付いたとか…。登り口から床鍋の終点まで約5キロの道のり。今回は、添蚯蚓の景色と道中を歩いてきましたのでご紹介します♪♪
登り口
中土佐町役場より、長沢の登り口まで約3キロ。「遍路道」と書いたプレートが道しるべになって、迷うことはありません。途中、スーパーやコンビニもあるので食糧や水分を調達していざ出発‼
まず、急な坂道と階段…早くも心が折れそうです。
スタート
急勾配な石段を登ると、なだらかな道が続きます‼車の音がすると思うと、中土佐ICから四万十町へ続く高速が現れます‼おそらく、高速が出来ることによってルートが変更している様子…。そして、高速の下へ一度くぐると…
まさかの階段‼階段‼階段‼ゴールが見えません…。ひたすら5分ほど登ると小屋があり休憩‼七子峠まで、この道のりが続くかと思うと先が思いやられるとドキドキしていましたが、難所はどうやらここだけの様子♪♪
抜けると、少しのぼりですが平坦な道が続きます‼
木漏れ日を感じ森林浴をしながら、気持ちのいいお天気だったので軽快に前に進みます‼道中に、いろいろ励ましの言葉や、同行二人など書かれた看板が随所に掛けられてあります‼そして、地図に書かれていた中腹地点に到着すると、な・な・なんといきなり開けた場所が‼その先に見えるのは双名島‼こんな景色が見れるとは…まさに、絶景ポイントです♪♪
同時にこんな高いところまで上がってきたのかと感動‼一気に、疲れが吹っ飛びます‼もうここまでくると、あとは緩やかな道のりになります。
カメラで撮影しながら、休憩しつつゆっくり自分のペースで歩き続ける事、約2時間ついにゴールが見えてきました♪♪
右側が開けて来たら、そこはもう四万十町‼添蚯蚓のゴールです♪♪ここから、岩本寺は長い道のりが続きますが、添蚯蚓はここで終了‼
途中、草が茂った所、崩れかけの険しい道や石畳みなど歩きにくい箇所はございますが、ゴールの七子茶屋まで歩くことが出来ます♪♪そこから、岩本寺までは国道56号線沿いに13.2キロ‼
ちなみに、ひとつ前の青龍寺から中土佐町役場までは35.9キロ‼
私たちの遍路歩きはここで終了。添蚯蚓は雨が降った翌日など、大変危険になっています。お気をつけて添蚯蚓をお歩きください。