中土佐町2016/07/29
旬を先取り!!めじかの新子が揚がりました♪中土佐町久礼
例年ですとお盆のころから水揚げが本格化するメジカの新子がぽつぽつと揚がり始めました。まだ漁の始まりの時期で入荷が不安定ですが運が良ければ早くも新子が味わえそうです。中土佐町では大正町市場内の鮮魚店や漁師の奥さんがその場で捌いて新鮮な メジカの新子の刺身を出してくれます。メジカの漁が本格化すれば大正町市場は毎日が新子まつり。鰹乃國住民もこの時期ばかりはカツオの事を忘れます。
めじかの新子とは・・・マルソウダガツオの幼魚
旬は、8月中旬からのおよそ1か月と大変短いことに加え、ここ数年は漁獲量も少なく貴重な味覚となっています。地元の人でもなかなか刺身で食べることが少ない魚。旬が短いのもさることながら、めじかはたいへん足が早い。その早さはサバの2倍とも言われており、鮮度がなにより重要。この「めじかの新子」は、秋を少し感じ始める頃に漁師町でしか食べられない、まさに幻の魚です。
めじかの新子の食べ方(刺身)
中土佐町では、三枚おろしにし、皮と血合いをとります。食べやすい大きさに切ったあとは、仏手柑の果皮を削り果汁を絞る。そして醤油をかけます。メジカを食す際に欠かすことのできない仏手柑は、ゆずより青々しい香りとさわやかな酸味がめじかの味をひきたてます。
めじかの新子の魅力
めじかの魅力は何といっても食感!もっちもっちと、噛むほどに身の弾力が跳ね返ります。漁師町ならではの鮮度がこの弾力を生み出します。
漁師のおかみさんが切ってくれためじかの新子、7月にできた観光拠点施設の「ぜよぴあ」で中土佐町の風景の映像を見ながら食べられるようになりました。
大正町市場では入荷状況を今年もFacebookでお知らせする予定です。ぜひこちらをチェックしてみてください。