奥四万十アクティビティ

須崎市浦ノ内湾は、リアス式海岸の入り組んだ地形の中にある東西に9km近くある細長い湾で、太平洋の荒々しいイメージと異なり、波もなく穏やかで風光明美な景観が特徴のエリアです。その穏やかな海を活かして夏季シーズンのみ登場するのが海上アスレチック。安全に考慮しライフジャケットを装着した状態で、海上に浮かべたエアー遊具の上で飛び跳ねたり、滑り台から海に飛び込んだり、大人から子どもまで夢中になっていろんな遊び方ができる施設です。その他にも、人気のマリンスポーツのSUPやバナナボート、バルーンの中に入って海に浮かぶウォーターバルーン、シーカヤックなど様々な海の遊びを体感できるのも魅力です。

続いて紹介するのは、同じく浦ノ内湾の穏やかな海で楽しむ釣り筏。筏と言っても海上に浮かぶ小屋のような施設が釣り筏で、この筏の上から竿をたらし、チヌやアジ、マダイなどの魚を狙います。筏は湾内に多数点在し、釣筏の予約窓口にお好きな筏を指定、もしくはおすすめの筏を選定してもらうことが可能。釣り筏までは船で5分ほどでアクセスでき、日中の営業時間内ならいつでも利用できます。海が穏やかなので揺れも少なく、トイレも完備、家族でも安心して釣りを楽しむことができます。また小屋の屋内部分では休憩もできますが、なんと床に穴があいており、屋内から釣りができる筏も！まるで天然の釣堀のような釣り筏。竿やリールのレンタルも可能で至れり尽くせりです。

広大な太平洋を、小さなカヤックに乗り海との一体感を感じながら進むシーカヤック。海の大自然を五感で楽しむマリンレジャーです。須崎市西端の安和海岸に位置するレモレモカヤックスでは、初心者から利用可能でシーカヤックの醍醐味満点のツアーを体験することができます。安和周辺の穏やかな海でのんびり過ごすコースから、無人島を目指し上陸するコース、リアス式海岸のダイナミックな海岸線を行くハードなコースまで複数のコースから選択可能。波にゆられてまったりご家族で楽しんだり、仲間と一緒に波に揺られて海の大冒険気分を味わったり、コースによってはビーチに上陸してBBQを楽しんだり、一度体験するとシーカヤックの虜になるかもしれません。

中土佐町の上ノ加江地区で体験できるレジャーは、現役漁師さん指導のリアル漁師体験。ターゲットはなんと伊勢海老や渡り蟹などの高級食材！漁師体験は、まず船で使うロープの結び方や漁具づくりのレクチャーからはじまり、漁師さんの熟練の技を体験します。そしてお待ちかねの出港後は、漁師さんが事前に海に投入してくれた仕掛けを回収し獲物をGET。伊勢海老は時季や運次第かもしれませんが、渡り蟹は比較的通年獲れ、時にはアジなどの魚が獲れることも。漁体験後には、伊勢海老や蟹、魚をレクチャーしてもらいながら調理し実食。漁師さんが作ってくれる新鮮な魚介料理とともに味わうひとときは、まさにアクティビティとグルメのいいとこ取りの体験です。

四万十川の自然をダイナミックに楽しみたいなら川遊びやラフティングがおすすめ！四万十川中流域の昭和地区にある体験提供施設「ナチュラルグルーヴ」や「ふるさと交流センター」では、インストラクター指導の元で安全に配慮して体験できる川遊びやキャニオニング、ラフティング、SUPなどのレジャーが人気です。特に中流域ならではの急流にのって、豪快に四万十川を下っていくラフティングはスリル満点。もちろん小さなお子さんや年配の方でも、安心して体験できるゆったりコースもあるのでご安心ください。眺めてもよし、おもいっきり遊んでもよし四万十川の魅力を存分に味わいにきませんか。

2020年道の駅 四万十とおわ施設内にオープンした人気のアクティビティの「四万十川ジップライン 」。スタートする対岸の支柱からの距離は約200m、四万十川の水面から約20m上空を豪快に横断します。体験の流れはまずレクチャーを受けた後に河原に降り、船頭さんが漕ぐ手漕ぎ船で川を渡り対岸に到着、この部分だけでも遊覧気分が味わえてちょっとしたお楽しみ（増水時は車で移動）。スタート地点の乗り場まで階段をのぼり、スタッフさんの合図とともに四万十川を滑空します。思ったより恐怖を感じず、爽快な気分を味わえるという意見もある「四万十川ジップライン 」。その迫力を確かめにぜひ訪れてみてください。

2021年4月、津野町にオープン予定の自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・高知」。フォレストアドベンチャーとは、森林をまるごと活用した自然のアスレチック施設で全国各地にあり、この度高知に初上陸します。高い木の上に張られたロープやはしご、ジップラインなどが設置されたいろいろなコースをクリアしていくのがこの施設の醍醐味です。津野町の豊かな森林の自然を感じたり、ちょっぴり勇気をだしてアスレチックに挑み達成感を感じたり、大人から子どもまで、体と頭を使っておもいきり楽しめる「フォレストアドベンチャー・高知」。4月のオープンをお楽しみに！

タイなど東南アジアで利用されている三輪自動車「トゥクトゥク」。津野町の観光PRとして導入され、「津野」と「トゥクトゥク」を掛け合わせて名付けられたのが「ツノトゥク」。定期的に津野町内の周遊コースを設定して運行されており、これまでにも四国カルストの周遊コースなど様々なコースが運行されてきました。目的地の施設でお土産の購入や飲食をすると、無料で乗車できるというお得なサービスで、移動手段としてはもちろんのこと、開放的なトゥクトゥクでの周遊はのんびり旅気分をさらに盛り上げてくれます。また「ツノトゥク」はレンタカーも実施されており、仲間と気ままに「ツノトゥクドライブ」もおすすめです。